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このページの記事目次 (タグ: ラノベ_カナクのキセキ)

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2011/05/04の日記



人々に魔法を広めた紅の魔女マール。
彼女を信奉する少年カナクは、とある秘密を胸に遺された石碑を巡る旅に出ようとしていた。
だが、なぜか彼が恋する天才美少女ユーリエがくっついてきて――。
それは、奇跡の軌跡。


カナクのキセキ」1巻読了。

第22回ファンタジア大賞<金賞>受賞作品。

普段あまり率先してファンタジーは読まないんですが
前回大賞の「神さまのいない日曜日」が個人的に当たりだったことと
今作の評判が良かったので手を取ってみることに。

世界観はちょっと昔のラノベやRPGといったイメージの
作者曰く「和製洋風ファンタジー」。
剣(は無かったけど)と魔法と魔物とエルフとかそんな感じの世界観。
自分の中ではこの手のジャンルの金字塔はスレイヤーズなのですが
まさにそんなイメージを持ってもらえれば概ね間違ってない。
ゲームで言えばドラクエが近いかな。
村から町へ〜とか偉い人と親しくなったりとか冒険が進んでいく感じが特に。
王道中の王道の世界観故にとっつきやすいのは個人的にありがたかった。

話は表が石碑巡り裏がマールの視点で展開していきます。
石碑巡りは上の通り王道のファンタジー冒険モノ。
ハラハラドキドキあるものの順調に話は進んでいく。
石碑巡りの展開とマールの視点見比べていくと割とオチが読めたりするけど
話はテンポ良く進んでいくし、伏線の解かれ方が絶妙で最後まで飽きさせないのは良かった。

そんなことよりも何よりも。
この物語の本質は“ファンタジー”ではなく“純愛物語”なのがポイント。
客観的に見ると相思相愛な二人が道中徐々に距離を縮めていくのが
もどかしくもニヤニヤ出来て本当に微笑ましい。
カナクはちょっと気弱であまり好感の持てる主人公では無かったけど
ユーリエの天才&元気キャラとのバランスが寧ろ取れてるような気がする。
恋のことになるとどぎまぎするものの結局素直になるユーリエが可愛い。
極めつけはラストと作品自体のトリックでしょうか。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが
読了後には「うん、凄く純愛モノだった」と思うことを保証します。
ネタバレと言えば「カナクのキセキ」2巻のあらすじが1巻読んでる前提に近いので
1巻読む予定の人は注意した方がいいかもしれません。

それにしても本当に綺麗に終わったなー。
これが1巻完結だったらかなり高評価だったんですが2巻出るんですよねぇ。
1巻の空気とは絶対変わると思うのでそこが凄く心配です。

最後に。
富士見ファンタジア文庫はなんとなく古風なイメージがあるんですが
おそらく挿絵が今風の萌え萌えしてる作品ばかりじゃないからかなぁ。
角川スニーカー文庫も似たような方向性ですがあまり読んでないので。
何が言いたいかと言うと、今作は絶対表紙で損してるなー、と(苦笑)
フタを開けてみればユーリエの可愛さは絶対理解してもらえるのに
今の中高生層がこういう表紙を手に取る姿があまり想像できないです。
読み進めているとこの世界観に凄くマッチした挿絵と思うんですけどね。

・・・その反省を踏まえてかはわかりませんが
2巻の表紙はストレートに可愛い!と思える表紙になってます。
ホント2巻どうなるのかなー。
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