説明

コメントはメニューにあるメールフォーム記事のコメント欄で頂けると有り難いです。
1つの記事に複数のカテゴリを割り当てられないのでタグを利用しています。
カテゴリでまとまってないジャンルはタグからどうぞ。随時追加します。
検索はテスト中なので、全記事から検索されない可能性が高いです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2011/05/08の日記



半熟作家と“文学少女”な編集者」読了。

本巻にて“文学少女”シリーズが堂々完結!
結局、本編と同じだけの巻数が出たので
シリーズ刊行中に読み始めた自分としては本編終了後の付き合いの方が長かったり。
おかげで本編終わった後も終わった気がなかなかしなかったもんですが
今度こそ本当にこれ以上新刊が出ることはないんですね・・・。
心葉と遠子先輩とのお別れという感覚は本編終了時点で整理付いてるんですけどね。
それでもやっぱりもうこれ以上描かれることないんだなーと思うと切ない。
もっと読みたい話はそれこそたくさんあるんですが
“文学少女”シリーズのファンとしてはそれを“想像”するのが嗜みでしょうか。

とにかく野村美月先生と竹岡美穂さんはお疲れ様でした!
新シリーズの「“葵”ヒカルが地球にいたころ…」も手に取ります!

・・・と、簡単なシリーズ総括から入りました。
以下は本編の感想。


まず思ったのが野村美月先生はホントに嫌らしい男を書くのが得意だな、と(笑)
今回の主人公である雀宮快斗の第一印象はなかなかに最悪でした・・・。
シリーズ本編の流人の第一印象より悪かったかも。
完全に俺様系の上に言動がここぞとばかりにうざい。
しかも読者的には心葉x遠子先輩で完結してる中でのお邪魔虫。
何よりも作家という立場で有頂天になってるのが気に入らなかった。

それが終わる頃には成長したなぁと感動できるんだからさすがです。
失恋→やる気になるという流れは本編ラストを彷彿させますね。
本編は結果的に心葉は勝ち組になりましたが快斗は完全な失恋。
遠子先輩は本当に作家を育てる才能に溢れてるよなぁ・・・。
快斗が吹っ切るのが早い気はしたけど遠子先輩だからこそなのかな、と。

本編延長上の発展と言えば遂に遠子先輩が結婚!
あぁ〜、上でも書いたけど食べたら甘くとろけそうな二人のラブラブっぷりが見たかった!
遠子先輩の話を聞く限りあんまり学生時代と変化はなさそうですけどねー。
そして作中に出てくる快斗の初恋の“司書”さん。
まさかあの人物とは完全に予想外でした・・・。
ストレートに受け取れば遠子先輩っぽいけどそれならいくらなんでも気付くよなーと思いつつ。
もう少し、見習い後半を思い出しながら読むべきだった・・・!
自分の想像力が少ないだけかもしれませんが
このシリーズはホントに毎回ちょっと意外な展開が待っていて最後まで飽きることが無かったです。

(おそらく)2●歳にもなって制服がガチで似合う遠子先輩は改めてステキだと思いましたとさ。
スポンサーサイト

2011/02/07の日記



「“文学少女”と恋する挿話集4」読了。

本編が完結してから感想書いてたり書いてなかったりするんですが
短編集に関しては致し方がないと思うのですよ・・・!
3あたりから本編終了後のエピソードも混じってきましたけど
短編は基本的に明るい話が多いのが本編とバランス取れてますよね。
「見習い」の方もあんまり明るかったイメージ無いしなぁ。

今回は主要ヒロイン3キャラのその後がメイン。
短編集ラストに相応しい内容だったんじゃないかな。
ななせは本当に良かった。
ここまできてやっとフォロー完了した気がします。

あとがきによるとその後も色々プロットがあるようですが
本として世に出ることは無さそうです。
次巻で“文学少女”シリーズは完結しますしね。
ななせが幸せを掴めると“想像”しつつ最終刊待機。
本編終わってから長いようで短かったなぁ。
こうしてまた好きなシリーズが終わっていくのは寂しいものです。

2010/06/06の日記

●日記

“文学少女”と恋する挿話集3読了。

今回は本編で活躍したサブキャラ達のサイドストーリーが豊富!
読んでて思ったのが、4巻の内容忘れまくってるということ。
1巻はともかく2〜4は結構忘れてる気がしますね。
少なくとも4巻は読み返してもいいかもしれない。

そして表紙も飾ってる千愛ですよ千愛。
あーもう、千愛は可愛いなぁ。
あの台詞は反則だと思います。
流人は千愛を幸せにするためにも早くニートを脱出してくれ(笑)
千愛の苦しみが読み手にも伝わってきて不安になるけど
最後の展開&千愛視点の話のおかげで救われました。

アフターストーリーはやっぱり面白いね。
心葉&遠子先輩のその後とかも見てみたいけど
メインに関しては書かぬが華の部分もあるのかな・・・。
それとななせに幸せなアフターストーリーをプレゼントしてあげてください。

後は短編1巻、外伝が2巻(菜乃+遠子先輩)でこの作品も終了かー。
今年いっぱいぐらいは楽しませてもらえそうだけど寂しいなぁ。
外伝4が遠子先輩の話らしいので、アフターはここだろうか。

2010/01/23の日記

●日記

“文学少女”見習いの、傷心読みおわたー。
まさかのあの人物の再登場。
“怪物”に関しては美月たんの王道パターンだから
正体はすぐにわかったけど
まさかあの人物の正体があの人物だったなんて!
美月たんは本当に驚かしてくれるから困る・・・。
それとあの場所に再び行くことになるとはなぁ。

なんだか形容詞ばかりになったけどネタバレ回避ということで(笑)
引きにもかなり驚いたなぁ。
そして次巻で外伝は終わり。
短編集がもう出ないとすれば、そろそろこの作品ともお別れかぁ。
短編集だって、出ても後1冊とかだろうし寂しいな。

次はアニメ化してタイムリーなバカテス最新刊でも。
シリアスの後にはバカ話が読みたくなり
バカ話の後にはシリアスが読みたくなります。

2009/09/15の日記

●日記

“文学少女"と恋する挿話集2

あとがきにもあるように今回はななせと森ちゃん&反町メイン。
特に前回の挿話集で収録されなかった
「ななせの恋日記」を見てるとななせが可愛すぎてヤベェ。
海とかじゃなかったしデートでもなかったけど
ななせのビキニが見られてヒャッホウ!
・・・何故、心葉とデートじゃないのかが悲しいな。

実際にななせの日記っぽいおまけとか
本当にななせの女の子らしさが現れていて・・・。
本編読んだ後だと本当に泣けるでぇ・・・。
同じ本に遠子先輩の気持ちもわかるエピソードが収録されてるのは
作りとしては丁寧なんだけど・・・複雑な気分になるなぁ。
ななせには外伝でがんばって欲しいですね。

暗い感想とは裏腹に森ちゃん&反町カップルの話。
反町が良い感じにノリの良い高校生男子的なキャラで
いつもの“文学少女”の明るいテンションを楽しめた感じ。
反町のモノローグがとにかく面白かった。
それとロリコンでホモでマザコン疑惑な心葉とかも(笑)
あ、それとやっぱりお釣り保存はドン引きするよな!

挿話集も次で最後かぁ・・・。
その前に外伝の2巻が出るのかな?
FB Onlineで秘密の本棚が公開されているので
未収録を読もうと思えば読めるんですが
自分は文庫派なので素直に本になるまで待ってます。

2009/05/11の日記

●日記

“文学少女”見習いの、初戀。

えーと、最初は表紙が遠子先輩かと思いましたorz
あれ?って思ったけどカラーの三つ編みを見るとなおさら。
その次のページをめくったら納得しましたけど。
心葉が一瞬遠子先輩と間違えたのは
紙を加えてたからなのもあるけど雰囲気的なモノもあるよね。
喋ると全然違うキャラなんだけど感じるものは近い気がする。
ということで今回は“文学少女”「見習い」の日坂菜乃がヒロイン。
彼女の魅力は遠子先輩同様読んでもらわないとわからないと思うので
今回は本編終了後の時間軸ということを前提に感想を。
本編終了後ということで本編のネタバレが若干含まれます
下は感想オンリーなのでネタバレ嫌な人はスルー推奨。










あのままごめんなさい状態だったななせの出番が!
なんだか一つ大人になったような気がするけど
ななせはななせらしいままでちょっと安心というか(笑)
この時点ではやっぱりまだ心葉のこと引きずってるのなぁ的な。
好きな人に対してもツンツンしてたななせなので
下級生で心葉が好きな女子にツンツンしないわけがない!
それでも根は良い子で素直になれない所は彼女らしい。
個人的にはななせの描写や美羽の話が良かったなー。
美羽も相変わらず変わってないようで安心した(笑)
芥川君も・・・うん、がんばれ。

もう心葉の心が完全に固まっている状態(のはず)なので
遠子先輩以外のヒロインが今更心葉に恋するというのは
勝敗が最初から決まってるようなものだし難しいよなぁ。
それでも菜乃、ヒロイン候補なだけあって一種のパワーがあります。
いきなりキスして告白したあたりななせや美羽よりも攻め手!

追想画廊の短編が今のところゴールといえるので
結局アレに行き着くと考えると菜乃の距離は・・・。
性格上&フラれるの前提だけど諦めない!
というポジティブな姿勢なのでドロドロしなさそうなのは救いか。
ななせの時のような気持ちはもう十分だ・・・。

ドロドロしていたと言えば本編。
相変わらずの愛が重かったり暗い話だったりで満足です・・・!
ネタ本に「心中」なんてついてりゃあそりゃねえ・・・。
登場すると思ってなかったあの人が登場したのは嬉しかった。
でもその相方とも言える人物の登場が無かったのは惜しい。
次回以降に期待?でもアイツが出てくると菜乃は危険なような・・・。
遠子先輩のように“想像”しようとするけど
遠子先輩のように行かない心葉のジレンマを
菜乃が少しずつ支えていくというのが今後のパターンになるのかな。
心葉も進級、狭き門を通ると決断したとはいえまだ高校生ですから。
ヘタレ心葉のさらなる成長が今後も楽しみですね。

次回は挿話集2とのことで・・・
そういえば結局オンラインで1回も読んでないんですよね。
やっぱり活字は本で読むに限ると思うんだ・・・。
ななせメインの話が収録されてるらしいので楽しみだ。
しかも夏発売予定らしいので水着とかですよ!
ななせの水着が無かったら美月先生泣きますよ?

さんざんななせななせと言ってるこの感想ですが俺は遠子先輩派です(えー

2009/02/01の日記

●日記

「“文学少女”と恋する挿話集【エピソード】1」

いい加減、勢いで書いてしまおうということで。
ちなみに自分は未だにFBOnlineの方には手を出してなかったり。
どうせなら短編集2が出た後に未収録分読もうかなぁ、と。
バックナンバーもある程度残ってるみたいだしね。

全体的に短編集ということで、
全巻の中でも最も明るい雰囲気になってると思います。
心葉と遠子先輩メインの話が多いのは嬉しいけど
出番が殆ど無かったななせ、皆無だった千愛カワイソス。
流人の介入も少ないせいか平和的な話が多いですね。
本編終了後、暖かい気分で読める話なのが良いですよ。

以下、個別の感想。
出典とか題材が参考になるのでpediaのをそのままペタり。

・“文学少女”と恋する牛魔王【ミノタウロス】
(初出 『FBSP Vol.2 まかでみスペシャル』)

本編には出てこない、同級生の遠子先輩に恋する牛園たくみの話。
一人称視点がまったくの新キャラというのは新鮮ですね。
それと心葉がまだ1年の頃で、なおかつ文芸部に入ってあまり経たない頃。
主人公は牛園先輩ですが、ここでも目が行くのは心葉と遠子先輩なわけで。
心葉くんは、わたしのものよ!
もう遠子先輩最高すぎます・・・。

・“文学少女”の今日のおやつ 〜『更級日記』〜
(初出 『FB Online 2007.1号』)

文芸部のポストが置かれることになった裏話です。
ページにして10Pぐらいなので特にコメントは無いかな。

・“文学少女”と革命する労働者【プロレタリア】
(書き下ろし 題材:小林多喜二『蟹工船』)

書き下ろしその1。
これまた蟹工船という有名作品を題材に・・・。
本編よりもやりすぎっぽい感はあるんですけど
あとがきを見ると色々難しかったのかな、と。
この話の最大の見所は最後のページの
ある図書委員に対する「ごめんなさい」だよね(笑)

・“文学少女”の今日のおやつ 〜『万葉集』〜
(初出 『FB Online 2008.2号』)

心葉と遠子先輩の初めてのバレンタイン。
遠子先輩の想いを考えると打って変わって切ない話に。
「だって、義理だもーん」
どういう想いでこう言ったのか想像するともうね。

・“文学少女”と病がちな乙女【クロエー】
(書き下ろし 題材:ロンゴス『ダフニスとクロエー』)

書き下ろしその2。
今井果歩という遠子先輩の同級生が主人公の話。
牛魔王と同じようにこちらも視点が果歩先輩です。
実質、バレンタインの裏話になっていて心葉の出番無し。

・“文学少女”の今日のおやつ 〜『ムギと王さま』〜
(初出 『FB Online 2007.6号』)

本編でも多少触れた、
リボンを遠子先輩の代わりに心葉が木に結んだ話。
遠子先輩の最高の笑顔の挿絵が無かったのは惜しい!
それでも心葉にほほえみかける遠子先輩の笑顔が
すんなりイメージできるのは
いつもそんな笑顔を心葉に向けているからだろうなぁ。

・無口な王子【プリンス】と歩き下手の人魚【マーメイド】
(書き下ろし 題材:小川未明『赤いろうそくと人魚』)

書き下ろしその3。
美羽視点の美羽と芥川君の話。
芥川君が高校3年生なので時間軸は本編より後。
ちょっと成長した心葉やななせを見れるかと期待したけど
この話は美羽と芥川君ばっかりで残念です。
しかし、改めて美羽の可愛さがわかる話です。
基本的に性格が悪いのは事実なんですが
そんな中にふとした女の子らしさがあったり
異性を想う心が垣間見られるのが彼女の魅力かな、と。

・“文学少女”と扉のこちらの姫【レイディ】
(初出 『FB Online 2008.6号』)

麻貴先輩視点の遠子先輩との馴れ初めの話。
遠子先輩は入学したてからこんな感じだったんだなー。
麻貴先輩もこの頃から遠子先輩にガチだった、と(笑)
最初と最後に本編終了後の麻貴先輩の独白があり
遠子先輩のことをどう思っていたか知れたのは良かった。

・“文学少女”と浮気な預言者【ヨカナーン】
(初出 『FB Online 2008.7号』)

流人視点の学祭の裏話。
流人の話だけあって女性キャラが多いこと多いこと。
そして、流人が心葉と遠子先輩をどう思っていたかもわかる話です。
やっぱり最初は2人をくっつける気まんまんだったんですね。
麻貴先輩のメイドってこれか!
それと麻貴先輩との関係が多少描かれているので
生々しい描写が多少ある珍しい話ですね。

・“文学少女”の今日のおやつ 特別編〜『スノー・グース』〜
(書き下ろし 題材:ポール・ギャリコ『スノー・グース』)

書き下ろしその4。
遠子先輩の大学時代のお話。
手紙はストレートに心葉からということでいいんだよね?
会えなくなってやっと伝えられる思い。
本編最終巻を思い返すと切なすぎます。
挿絵で泣きそうになりましたよ・・・。

全体を通して様々な視点があったのがらしくなくて面白かったです。
欲を言えばもうちょっとななせの出番を・・・!
次はななせメインの話が多く収録されるはずなので
挿話集2が楽しみですよ!

2009/01/25の日記

★コラボアンソロジー2 読了

「“文学少女”はガーゴイルとバカの階段を昇る」

えー、酷いタイトルですが内容にまったく関係はなく
コラボ作品のタイトルを組み合わせたらこうなったという
もうちょっとなんとかならなかったのか!?
と思わないでもない。

読了と言っても文学少女が関わってる作品しか読んでません。
具体的に言うと

「“文学少女”と乙女に集う召喚獣」
「“文学少女”と殺された莫迦【フール】」(執筆:井上堅二)
「“文学少女”とやってきた走者【ランナー】」

の3作品。
「学校の階段」は未読ですが文学少女が絡んでるので・・・。
どれも短編なので力を抜いて読める作品です。
“走者”だけはちょっとシリアス分が多いかな?

何はともあれこの本は「コノハちゃん」に尽きると思われ(笑)
竹岡美穂さんの描くコノハちゃんが!コノハちゃんが!
秀吉のコンタクトは両作品知ってるとニヤニヤすぎますね。
作者コメにもあるように本筋ではできないような話なのが残念。
是非ともコノハちゃんと他のキャラの絡みとかも見たかった。
恋人手前ぐらいのななせに是非見せてやりたいよ(笑)
他には遠子先輩が淫語連呼したりとか終始ニヤニヤしっぱなしでした。

“莫迦”はさすが井上さん執筆だけあって
バカテスのノリの良い雰囲気が良く出てるよね。
かといって“文学少女”のキャラが壊れてるわけでもなく。
逆に“召喚獣”の野村さん執筆のバカテスキャラも
バカテスらしさが自然に出ててやっぱりプロだなーと思いました。
というか作者の趣味が色々出てるよね絶対!!
いいぞもっとやれ。短編集でもっとやってくれ!

次は挿話集かなー。

文学少女

長文になったので日記とは別のエントリにしました。
基本は「“文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】下」の感想ですが
半分ぐらいシリーズ総括なのでこのタイトルで。

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫) ”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫) “文学少女”と繋がれた愚者 (ファミ通文庫) “文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫) “文学少女”と慟哭の巡礼者 (ファミ通文庫) “文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫) “文学少女”と神に臨む作家 上 (ファミ通文庫) “文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫) “文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫) “文学少女”の追想画廊

えーと、何から話せば良いのやら・・・。
本当はネタバレ無しでこの作品の魅力を語りたいのですが
自分の文章力じゃそれが難しいと思うので
まずは総括、そして簡単なネタバレ無しの感想、ネタバレありを追記で。

「このラノ2009」でぶっちぎりの評価を受けた“文学少女”シリーズ。
このシリーズをずっと知らなかった人も多いんじゃないでしょうか。
かくいう自分もそれなりにライトノベルを読んだりするものの
「このラノ」で初めて知ったクチです。
「2007」から入賞していたと言うのにね。レーベルの問題もあるかな?
書店に行っても電撃や角川スニーカーや富士見ばかり目が行く自分です。
最近では特設コーナーや表紙が見えるように置いてる書店も多くて
年末年始で読み切った人も自分同様に多そうです。

それとメディアミックスが皆無だったのも知名度的には大きいでしょうね。
現時点でガンガンパワードとビーンズエースで漫画化されてるとはいえ
両誌ともに、他の主要コミック誌より購読者も少ないだろうし。
普段からジャンル問わず、様々なラノベに触れてる人ならともかく
全体的な知名度は他のメディアミックスが多彩な作品に及ばないでしょう。

しかし、それでもなおぶっちぎりの評価を得たわけです。
それだけでもこの作品の素晴らしさが
多くの人に評価されているということがわかりますね。
読んでもらえればその素晴らしさはすぐ理解すると思うんですが
敢えて言葉で言うのなら”続きを読ませる”のが魅力かな。
複雑に絡み合った物語が徐々に紐解かれていく過程に驚かされ
遠子先輩の“想像”で暖かい気持ちになりました。
こういった探求心を刺激される部分が”ミステリー”と評されたのは納得です。

今までは文章についての魅力を語ってきましたが
ライトノベルと純文学の決定的な違いは“挿絵”だと思います。
イラスト担当の竹岡美穂さんの淡く透明感のあるイラストと
このシリーズのマッチと言えばもう・・・。
特に遠子先輩は言葉に出来ない魅力を見事に絵で表していると思います。
挿絵を重要だとは言いましたが、正直、この人で無ければこの本は成り立たない!
と思うことはあまり無いんですが今作は別。まるで半身のようです。

それにしてもいろいろなことを覆された最終刊でした。
ミスリードをあの時から狙っていたのかと思うと・・・。
とにかく伏線の回収と過程が絶妙でしたね。
今までのサブタイトルや経験が文中でも効果的に使われており
まさに物語の集大成、そして終わりを感じさせられちょっと切ない。
心葉は相変わらずヘタレ→前進の繰り返しではあったけど
最後には成長を見せてくれて良かった。
自分はグルメじゃないので簡単な喩えしか出来ませんが
読後感を遠子先輩風に喩えるなら、ピンクグレープフルーツのように
酸っぱさの中にも抜群の甘さがあり、それでいて後味さっぱりというか。

遠子先輩は最後まで“文学少女”でした。
この言葉に込められた想いはまさにこの作品そのもの。
そしてどのような気持ちでこの言葉をずっと紡いでいたのか。
彼女の優しさや魅力の全ては言葉で語り尽くせないほど。
愛以上の愛のために“文学少女”であり続けた人。
彼女とこの“文学少女”の物語を「忘れません―

思いついたままだらだらと感想を書いてきましたが書き足りない・・・。
どうすればこの作品の魅力を多くの人に伝えられるのか。
7〜8巻のテーマが「作家」ということもありその影響を受け
自分の拙い文章をもっと成長させたい!という想いが溢れてきますね。
とにかく色んな人に、是非読んで欲しい作品ではあるのですが
特に普段から本を読む人には読んでもらいたいですね。
個人的にも2008年で「化物語」と並び最もオススメ出来るシリーズです。

ということで以下、ウチにしては珍しい追記でのネタバレ感想

2009/01/03の日記

「“文学少女”と神に臨む作家【ロマンシエ】上」

上巻ということでミステリー風に言えば事件編とでも言いましょうか。
最後の物語のメインはもちろん“文学少女”遠子先輩。
今回は彼女を取り巻く環境の情報を与えられる巻ですね。
遠子先輩がこんなにも会話に参加していないのは不思議な感覚で
会話がない理由も胸が締め付けられるようなもので切ない。
時折、挿入される別れを思わせるシーンがあるたびに
自然と涙が溢れてきて、如何に遠子先輩というキャラが魅力的かがわかる。

今までの登場人物はどこかに狂気じみたモノを感じさせられる人物が多く
遠子先輩もその例外では無かったんだなぁ・・・。
心葉や流人も語ってるけど、叶子との関係は正気の沙汰とは思えない。

心葉は今までで一番追い詰められていきますが
その中で全てを包み込んでくれるように癒してくれるのがななせ。
ななせはメインキャラの中でおそらく一番まとも(普通)なキャラで
まさしく“恋する少女”といったようなキャラなんですよね。
心を蝕まれていく心葉にはそんな普通なななせがやっぱり必要。
作中では常々、遠子先輩との関係が自然と言われてたりしますが
ななせもここにきて心葉の隣に立てたのかな、と思います。

今までにその片鱗はあったものの
最後に心葉を追い詰めていくのはやはり流人・・・。
あとがきにもありますが、本当に“狂っている”といってもいいレベル。
読んでいてそれはやりすぎだろうと何度思ったことか。
特に引きの台詞は流人の苦しみや憎しみが現れていて怖かった。

さて、次でラスト。
最高に読みたいけど読みたくない気分です(苦笑)
続きが気になって早く読みたいという気持ちと
終わってしまう寂しさと結末を知る怖さのせめぎ合いが凄い。
シリーズ物の完結の前は得てしてそういう気分になりますが
今まで味わった中でもトップクラスのせめぎ合いに困惑しています。

まぁぶっちゃけ、この日記の時点で既に読み終わってるんですけど
感想は7巻を読んだ直後に書いたものです。
今は8巻の感想+総括を書いているんですが
色々書きたくて長くなりそうだし添削しないと・・・。

2009/01/02の日記

「“文学少女”と月花を孕(だ)く水妖【ウンディーネ】」

今回は時間軸が2巻と3巻の間までさかのぼり
プロローグも心葉じゃなかったりの番外編。
次巻への伏線もちりばめられていて
作者曰く、心葉と遠子の夏の思い出+麻貴編となっています。

麻貴編の方に関しては、心葉、ここでもフラグをとか
なんとも自然な心葉と遠子先輩の空間などが見所。
題材が泉鏡花の中から3作品というのも番外編らしいですね。

しかし、そんな本巻の本編を全て吹っ飛ばす衝撃的な
心葉と思われる人物のモノローグが・・・。
そんな予感は少なからずしていたのでやっぱりかという想いと
心臓を鷲掴みにされたような衝撃が自分の中で相反していました。

この文章をここに持ってくるのは正直反則に近いと思う(苦笑)
6巻と7巻をリアルタイムで読んでいた人は
相当もどかしかっただろうなぁ・・・。
ああ、どうか。最後は切なくも喜べる結末でありますように・・・。

2008/12/31の日記

●日記

1年最後の日まで寝落ちしてしまった・・・。
最近、仕事終わりから昼ぐらいになると眠くなるんですよねぇ。

それはさておき今年1年色々あったような無かったような。
8〜9月東京に遊びに行けたのは大きかったです。
車が廃車になって買い換えを余儀なくされたのも大きかったけど・・・。

そんな中、自分に最も影響を与えたのはH2O&風音様かなぁ。
前にも何度か日記で書いたと思いますけど。
H2Oからブランクあって、下半期に再燃したという謎パターンですが
俺が好きになると一瞬で燃え上がるのを自分で再認識。
来年もより多くの風音様の声が聴けたらいいなぁ。

年の瀬という感じは全然しないんですが一応、今年のまとめということで。
それでは皆様良いお年を!

★文学少女5巻読了

「“文学少女”と慟哭の巡礼者【パルミエーレ】」

年納めではありますが6巻読み終わりそうなので今書くしか!

ちょっと前の感想で心葉にも美羽にもイライラすると書いたけど
やっぱりというかなんというか。
終わってみると誰も憎めないんですよねー・・・不思議だ。
さすがに美羽の悪あがき(“フリ”)は見苦しかったけど
心葉の想いや美羽の想いが伝わってきて優しく
そして今の心葉は前を向いてるんだなということがわかり切なくも。

最後の最後で美羽のちょっとした反撃?
衝撃的な独白で5巻は締められてましたが・・・。
確かに、存在として一番不思議なのはあの人だよね・・・。
物語が終わってしまうのが悲しくて7〜8巻に手を出したくない!
という気持ちがここまで強い作品は久しぶりかもしれない。
もしかしたらハッピーエンドなのかもしれないけど
あの人の存在がもし変わってしまうことを考えると怖い。
それほどまでにあの人は魅力的なキャラなんだなぁ、と。
単にlikeとかloveでは表せない複雑な感情。
「このラノ」のキャラ評価にもあったんですが
母性もあり姉弟のようであり恋人のようであり・・・
このシリーズそのもののようなキャラクターです。

それでも最後まで読むのが礼儀なので・・・ね。
幸いなことに短編集やら画集が出たので
まだまだ文学少女の世界を”想像”する材料が多いのが救いですね。

2008/12/28の日記

●日記

なにやらはるるん(櫻井浩美さん)周りがごたごたしてるっぽい。

>事務所の所属タレント一覧から消える
>↓
>でも、個別のページ自体は残ってるよー。何かのミスじゃね?
>↓
>個別のページも消える
>↓
>フリーになるのか?移籍するのかか? ←今ここ


自分も個別ページが生きてるのは実際に確認した身なので
スレで話題になってからhtml自体が消えるのは怪しすぎるよね。
凄い心配なんだけど、結局公式発表待つしかないよなぁ。
1日経ってやっと落ち着いたというか
それだけ動揺してた俺キメェwwwというお話。
ホント、好きになるとそのことで頭いっぱいになる人なんですよ。

★文学少女3〜4巻読了

「“文学少女”と繋がれた愚者【フール】」
「“文学少女”と穢名の天使【アンジュ】」

3巻で美羽と思われる存在が本格的に物語に関わってきたので
思わず3〜4巻を一気に読み切りましたよ・・・。
というかもう5巻の半分ぐらい読んでるんですけどね。

それはさておきななせデレた!やっとデレたよ!
思ったより心葉と深い関わりは無かったわけではないですが
なんだ、ものすごいフラグ立ててたんじゃないか、と(笑)
結果的には良かったとはいえ、何度も会いに行った
と言われた時点でもうちょっと向けられた好意を自覚すべきだな。

このシリーズは毎回読んでて登場人物にイライラするんだけど
それでも読むのを嫌とも思わないし辞められないのは不思議な感覚です。
遠子先輩の言葉を借りるなら人はみんな愚者、というのがわかってるからかな。
特に心葉のヘタレ優柔不断っぷりには毎度イライラするんだけど
その気持ちや不安にも共感できるし、逆にそれが放っておけない気分に。
5巻の途中ですが、美羽を崇拝する心葉も美羽も何というウザさ。
でもそんなキャラ達をいとおしく思うんですよね・・・。

Template Designed by DW99

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。