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うみねこのなく頃に 第26話

★(終)うみねこのなく頃に 第26話 「EpisodeIV-VII forced move」 総合評価★★★☆ 【公式】【ストーリー紹介

今回は長文になったので前もって構成を記述しておきます。
初めに26話の感想と補足を順を追って。
次にBGMの不満をさらけ出し、最後にアニメ総括という感じでいきます。


まずは26話について。
最終回はOPがカットされて一安心。
1分半でも貴重な尺ですからねぇ。
めいっぱい尺を使って頑張ろうとしたのは伝わってきた。
マリアとベアトの黄金郷のシーンは外せないのはわかるけど
予想以上に尺を取られてしまったな。
これでもさくたろう関係の赤字とかバッサリカットしてる。
さくたろうが擬人化していないのは映像的には面白い。
マリアの口元を意図的に映してないのはそういうことなんだろうな。

アニメでは確か定義されていなかったと思うんですが
魔法とは施行するものと観測するものの2人以上が居なければ成り立たない。
(ただし、縁寿曰く、本物の魔女なら1人で世界は作れる)
マリアとベアトはお互いを認め合ったマリアージュ・ソルシエールの魔女。
マリアが2人の黄金郷から出て行ったことによってベアトの魔法は崩壊し
再び、対戦者のイスに座るハメになったということですね。

ベアトは対戦者のイスに戻ったものの、戦人は魂が戻らない。
その戦人を奮い立たせるこのシーンはEP4の名シーンの1つです。
縁寿が青き真実を使ってくれたけど、アニメでまだ2回目だよ!
原作SE(ドドーン!)はかなり今更&勢いが無くて残念だなぁ。
縁寿の青はよくよく考えれば当たり前のことを言ってるんですよね。
金蔵の孫である条件は留弗夫の血を継いでいれば成り立つので。
しかし、母親だと思ってた人間が本当の母親じゃないと赤で突きつけられ
それがショックで戦人は一切の反論が出来なかった、と。

戦人が赤で切られたからこそ展開が生きてくるのに
「………縁寿は、……俺の妹だ。」
何も信用できない、赤くない言葉は何も信用できない…!!
からの縁寿の赤字ラッシュがカットされたのは何でなんだぜ・・・。
幸い、台詞は殆どそのままなので、誰かがMADを作ってくれることを(ry
そして、戦人の魂が戻りづらいという理由の戦意喪失がカットされてるのもなぁ。
戦人は気付けばこのゲームに巻き込まれ翻弄されていて
何のために戦っているかがわからない状態というのは補足しないと。
というか目的がわからないのはアニメ組視聴者にも言えそうだけど。

縁寿が消える構図もなんで改悪したかなぁ。
素直に戦人が座ったままで力強く顔を固定されてる状態で良かったのに。
戦人が最初から振り返っちゃ台無しだよ・・・。
ベアトの台詞が原作のままなので違和感ありまくりだし
死亡も消滅していくような形で挽肉になってないし。
サブタイがSacrificeなのにサクリファイスの台詞無いのはワロタ。
原作戦人はもっと「縁寿ええぇえぇッ」みたいなキャラなのになー。
原作戦人は泣きすぎだとは思うけど、ここでは泣いて欲しかったな。

Bパートは表お茶会の下位戦人の現場検証をばっさりカット。
確かにこの部分は原作でも冗長だと思った部分ではあるし
推理合戦をやるならここをカットするしかないんだよなぁ。
現場検証がないおかげで、EP4の再構築がおざなりになってるのはしょうがない。

肝心の推理合戦前半戦。
予告で無かったから不安だったけど青字があって良かった!
やっぱり尺が足りないのか、かなり推理は端折られている。
本当に推理の壁となる部分だけアニメで消化したという感じなのかな。
でも前半戦でベアトが赤で切り返さないのは「合戦」として成り立ってねぇ!
戦人がベアトの目的や正体を探求する台詞はカットしたら駄目なような。
スレで突っ込まれてた金蔵ドラゴンは殆ど原作準拠なんですけどね。
>金蔵の漆黒のローブが世界を飲み込むかのように広がり、
>俺を一口に飲み込もうとする巨大な黒竜の顎となって襲い掛かる。

まぁ、ドラゴンになったのはローブだけどな!

勝ちを譲ろうとしたが戦人に咎められ後半戦突入。
なんで「全ゲームの開始時に金蔵はすでに死んでいる! 」が赤じゃないんだよ!
18人目のXは存在しないッ!! これは全ゲームに共通することである!!!」は
ちゃんと赤なのに・・・これじゃあ金蔵死亡前提の推理じゃなくても良くなるじゃん。
そしてこの赤がベアト唯一の赤になってしまった。
これじゃあ戦人の暴論も相まって「なんじゃこれ」と思われても仕方ないよなぁ。
殺されたいと思って、ある程度手を抜いているのは事実なんだけど
こうまで赤で切り返さないと手を抜かれてる戦人が滑稽に見えるよ。
それに前半で使用してた青も何故か使用しなくなったし。

もう少し細かく推理合戦の内容にツッコミを入れると
EP1でキーになってると思ってた嘉音について触れられなかったのが驚き。
嘉音は自殺ではない。
「復唱要求“嘉音くんは他殺された”。」(復唱拒否)
戦人は事故死と推理&裏お茶会で「嘉音は事故死ではない!」でラムダは赤で宣言。
こう見ると怪しさ全開の殺人なんだけどなー。

第2のゲームの小型爆弾は原作でもギャグだと思ったけど
原作では戦人が屁理屈と理解した上での推理を展開してるし
真実がどうであれ、魔女幻想を青で否定し赤で切られなければ戦人の勝利なので
攻め方としては正しいんですけどね・・・。
それっぽい推理を期待してたアニメ組は「ハァ?」だったんだろうなぁ。
悪魔の証明絡みの台詞があれば、受ける印象はマシになったんじゃない?
ちなみに第2のゲームの嘉音も怪しさ全開なのにここでも触れられず。
第3のゲームだけは戦人の推理は結構良い線行ってると予想してます。
特に赤字絡みの時間差トリックは赤字を巧く使ったミスリードっぽいし。

ラストのEP4の締めとも言える「……私は、……だぁれ………?」があって良かった・・・。
予告で使われた時は楼座無双同様、本編でやらないから予告でやったのかと。
でも相変わらず赤字は使わないんですね・・・。
そしてもちろん、私はあなたではない。」が無いと
犯人は戦人じゃね?と推理する人がアニメ組に出てきそうだなぁ。
下位戦人、上位戦人、はたまた他の戦人か?と
指している“あなた”が特定できないのでという屁理屈もこねられますけどね。
戦人の出生が怪しいのはアニメ組にも伝わっただろうし。
ここでいう“私”に関してもアニメだけじゃ推測が難しそうだ。
よくあるのはベアト=ルールの擬人化とか
私=災害 で最後は必ず全滅する運命というひぐらし的な推理ですねぇ。
そして、ここで下位戦人はゲーム盤を降り、第4のゲームが終了します。

OPカットしたんだからEDもカットすれば良かったのに
See you again.have a nice day!をやりかったようにしか見えないよ。
予想はしてたけどエンドロールは最後の最後まで無かったな。
これじゃあ1998年の縁寿が最終的に死亡してることがわからないじゃないか。

Cパートの裏お茶会をカットしなかったのは評価したいけど
ラムダの赤字での戦人推理ぶった切り無かったら意味ねぇ!
2のゲームの「礼拝堂での6人の殺害時、犯人は礼拝堂内にいたわ!」の
小型爆弾とかプギャーっていうロリ魔女2人が見たかったよ。
アニメのロリ魔女2人はかなり性悪さが押さえられてるのが残念。
EP5のベルンなんてマジでゲロカスすぎるんだぜ・・・。
「「ベアトは絶対に勝利できない。そして奇跡は絶対に起こらない。」」
で締めてくれたのが唯一の救いかなぁ。


ここまでは敢えてBGMについて触れずに感想書いてきましたが
次は最終回のBGMについてつらつらと。
・・・と言っても使われないのは悪い意味で予想通りだったので
そこまでピキピキしてるわけじゃないんですけどね。
それでもなお「dir」は使って欲しかった・・・orz
うみねこでぶっちぎりで好きな曲No.1だからなぁ。
縁寿のシーンはやはりこの曲と赤字があってこそ輝くと実感しました。
余計なBGM付けるなら、寧ろ、無音にして欲しかったよ・・・。
Coreとかこんな所で使わなくてもいいわ!

サントラに入っていたので結構安心してた「dreamenddischarger」が
「goldenslaughterer」に置き換わってるのは何故なんだぜ。
しかし!サントラにも入っておらず、絶対流れないと思っていたあの曲。
「エンドレスナイン」が巧くアレンジされて挿入されたのは思わず声が出た。
やっぱり推理合戦後半はこの曲無いと全然駄目だぜ・・・!
視聴時は不満よりも、流してくれたことが嬉しくてテンション上がりました(笑)
最後には「生まれてきてくれてありがとう」で締めとかもうね・・・。
原作通りではあるんだけど、この原作BGMコンボで泣きそうになりました。
いやホント、アニメ版も最後まで見て良かったと思えた場面でした。

あれ?書いてみるとあんまり不満は出てこないな。
最初っから諦めてるとかなり気が楽になるよね!


最後はアニメ版の総括、と言っても軽いまとめです。
不満点を挙げればキリは無いけど、それなりに納得の出来だったかな。
「まぁ、こんなもんだよな」という気持ちの方が強いけど(苦笑)
言い換えれば「色々残念だった」かな。
話がほぼ原作通りで改悪されなかったことだけは評価したい。
アニメ化して最も得たものは、声優と次回予告ときれいな縁寿だけどな(笑)
こういった要素も含めての“メディアミックス”だと思うのでまぁ。
ただ、これは完全に原作プレイ済みとしての意見ですね。

原作未読のまま視聴していてもこんな評価にはならなかったと思います。
色々、原作の要素が足りなくて残念なんだけど
一番足りてないのは
“勝利条件”“目的”“ルール”“アンチミステリーvsアンチファンタジー”
等の視聴する上で考慮すべき部分の説明が全然足りてない
自分も「魔法を見せられてるんだから、魔女居るじゃん」と思ってたクチだしね。

戦人の目的は“下位世界(ゲーム盤)の事件を人間で説明すること”です。
その方法は魔女幻想を否定してさえ居ればどんな暴論でも問題無い。
それが悪魔の証明であり青き真実という青き楔であり戦人の武器となる。
赤くない言葉や描写を「ステイルメイト」と言って逃げることも可能。
ベアトはこれを赤い宝刀である赤き真実で切り返さないと敗北するということ。
反対に戦人は魔女幻想を青き真実で否定しきれなくなると敗北。
これを踏まえて、26話の推理合戦を見るとかなりわかりやすくなるかと。

戦人が否定するのは“ゲーム盤の魔女幻想”ということもポイントです。
例えば、EP3ラストのシエスタ姉妹の射撃を戦人が弾いてましたが
あーいうのは、所謂上位世界での出来事なので推理には関与しません。
こういった“見る方法”というか“お作法”が足りてなさすぎている。
もちろん、カットされた名シーンや熱いシーンは勿体ないんですが
意味不明という感想を持った人は
これらの前提を理解するだけでかなりマシになると思うんだけどなぁ。

後は原作プレイ済みとしての不満点。

上でも語ったけど原作BGMが中途半端に使われてるのは勿体ない。
アニメとノベルゲーではBGMの大事さが違うのはわかってますけどね。
アニメで主旋律を主張しているBGMを使うのは難しい。
でも、原作BGMを使ってくれるのなら、もうちょっと要所を押さえて欲しかった。

これもアニメとノベルゲーという媒体の違いから仕方ないんですが
原作にあった“勢い”がアニメで表現できないのは本当に残念。
この“勢い”で熱さを感じる部分も多々あるからなぁ。
特に赤字青字は喋るのと文を一気に表示するのとでは全然違う。
SEも文字の表示速度が前提のSEだしね。
こればっかりはアニメーションや演出でカバーする部分ですが・・・
・・・まぁ、幻想描写は全体的にがんばってたかな!

カットされた部分と関わりがあることなんですが
キャラの魅力が原作の半分も引き出されていないのは勿体ないですね。
幻想描写は所詮、幻想描写で信用出来ないのは事実なんですが
ここにキャラの魅力を引き出すエピソードが詰まっているので
幻想描写を大幅にカットされたEP4は得に良い(悪い)例です。
七姉妹やシエスタ姉妹やお師匠様を好きになれるエピソードなのに!

こういった不満点と原作をなぞったストーリー展開を合わせて
こんなものだと思うけど色々残念だった」というのを
アニメ版の結論とさせて頂きます。
評価は参考程度ですが、原作プレイ済み視点の甘く付けてという感じ。
アニメ組で前提がわかって見ていたとしても評価は普通止まりだろうなぁ。

「散」もディーンでいいので、やっぱりアニメ化して欲しいですね。
不満点は相変わらず多いだろうけど
原作やるのは嫌とか面倒という人は多々居ると思いますし
最後まで見てくれた人は何だかんだで続きを見ると思うのですよ。
そして何よりも、このキャストでEP5を見たいというのが本音です。

この長文を読んでくれた人は本当にありがとうございます。
自分なりにうみねこへの愛を書き殴ったつもり。
“愛がなければ書けない”と思ってもらえれば光栄です。
それでは「アニメ版うみねこのなく頃に散」があると信じて
シーユーアゲイン!
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コメント

アニメだけしか見ていなかったのですが、仰られていた「うみねこの前提」的な部分が理解出来ていたので楽しんで視聴できました。とても斬新かつセンスのあるアイデアに満ちた作品だと思いました。
うみねこを叩いている人の大半は、その辺が上手く分からなかったからなんでしょう。
ブログの管理人が「小型爆弾なんて子供の推理だ」「推理物として最低だ」といった批判をしているのもよく見かけましたが、大抵が現役の高校生の方などでしたし。

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