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2010/12/21の日記

●日記



空色パンデミック」2〜3巻読了。

いやー、まさか1巻より面白くなるとは夢にも思いませんでした。
期待としては同じぐらい楽しめればいいなという感覚だったのに。
メタ構造がより複雑かつ直接的になってきてるのが面白い。

1巻のオチ的に「いやいや騙されないぞ」と思っていても
物語に引き込まれているうちに空想と現実の境界が曖昧になっていくこの感覚。
特に3巻では3度目の正直!という気持ちで臨んだのに
まさかこんな方法で今まで足場を完膚なきまでに崩しに掛かってくるとは。
これはセカイ系への挑戦と共に読者への挑戦だと思う。
読み終わった後でもどれが空想で現実か信じ切れない自分は
まんまと作者の思惑にハマって敗北してるんだろうなぁ(笑)

妄想、空想、幻想を扱ったような話はやはり主観ありきですね。
うみねこに喩えるならメタ視世界=読者、下位世界=本編というか。
感情移入する派の自分にとっては本当に効果的でした。
景の心情、不安定さを踏みしめつつも君を選ぶ流れは、共感して感極まりましたよ。
この読者をも空想病に感染しているのか?と思わせるような構成と
作中の設定とのリンクする感覚は素晴らしい・・・。
1つ言えることは、3巻は絶対あとがきから読んではダメですね。
このあとがきを最後に読むからこそ、効果的なのもあるんだと思います。

2〜3巻読んでて思ったのが、伏線の張り方の巧さ。
1巻の伏線をことごとく逃してる自分に凹みましたが(苦笑)
この伏線も景視点ならではというのが徹底していて3巻に繋がってる。

1巻の時はキャラが弱いと書きましたが2巻でがらりと印象が変わりました。
それぞれの巻の構成と役割分担でキャラのイメージはかなり固まった。
作中の某キャラの台詞ですが
「何が真実かわからないのなら格好良い方を選ぶ」
キャラも主観もこれに通ずる部分は多いかと。
キャラのありのままを受け入れればいいんだな、と思いました。
でもこうなってくると1キャラ選べないなぁ。
絶妙に歯車がかみ合ってるキャラ配置で優劣はそこまで無いです。
強いて言うならやはり結衣さんか。
ヒロインが最強なのがやっぱり王道ってことで。
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